刑事コロンボ『二枚のドガの絵』
最近、ここに書こうと思って丁寧に観ているのですが、さすがに驚きました。
この作品は、最初にいきなり殺されます。
作品によっては、殺されるまで10分くらいかかったりするものもあるのですが、これは早いです(°口°๑)
現代の刑事ものと比べると子供だましのようなトリックですが、そこがいいです(o^^o)
その、わかりやすさがいい!
けれども解決するのは、そこはコロンボ警部。ひと味ちがいます。トリックはわかりやすいけれど、登場人物それぞれの個性があるので、個々に応じた揺さぶりをかけます。
この作品は、見終わった瞬間に「あれ?」って、また最初から全部を確認したくなってしまいます。
このころの作品には、あまりコロンボの性質は描かれていませんでした。
でも、ひとつありました。
現場で一緒にいた刑事が「警部、忘れ物。」と、声をかけます。
「ライター。」
借りたライターを返すのを忘れて、その場から離れようとしてしまいました。
コロンボ警部には、よくあることです。
このボーッと加減が好きです(⌒‐⌒)